697.博多総合車両所、新幹線ふれあいデーを実施
 2010(平成22)年10月17日、JR西日本の博多総合車両所にて「新幹線ふれあいデー」が開催されました。その模様を撮影してきましたので、ご紹介します。
(解説&撮影:AC20kV-DC1500V)


新幹線車両基地南門を入ってすぐの待機線に700系と500系が展示されて、運転台の公開もされていました。写真撮影をする家族連れで賑わっていて、やはり500系は子供たちに人気でした。

ちなみにこの500系、16両の「W1」編成でした。「のぞみ」から引退してからは、W編成は無いものと思っていましたがまだ健在なんですね。走る姿はお目にかかりませんが波動用なんでしょうか?

:「さくら」「みずほ」に使用されるN700系7000番台の車内公開がありました。

初めてその姿を見ましたが、薄い青色のボディはさわやかかつ新鮮な印象でした。…今後は是非走る姿を撮りたいものです。

側面の行き先表示。「さくら」のこの色は鮮やかで見やすいですが、「みずほ」はどんな色になるんでしょうか?

自由席の車内の様子です。3+2配列は現行のN700系と同じですが、配色が変わっていい雰囲気に。

指定席の座席。

グリーン車・・・ではなく半室グリーンとなっていて、開業後しばらくはグリーン席は一杯になるかもしれませんね。
とにかく至れり尽くせりのシートであることは間違いなさそうです。

「グランドひかり」の食堂車の車内公開。

新幹線の食堂車で食事をしたことはありませんが、この列車が登場した当時は中学生の頃で、物珍しさで何度となく用も無いのに覗いたことがありましたね(笑)。

WIN350の運転台公開。

N700系を使った車体のリフトアップ実演なども行われました。

毎日高速で突っ走る新幹線を支えているモーターが解説のパネルと一緒に展示されたり、安全を支える検査・検修がどんなことをしているか、実際の検査を工場内で実演したりしていました。 仕事柄、じつは自分が一番興味が湧いた所です。

整備が終わった台車を実際に試験しているところで、モーターに電圧をかけて車輪を駆動させ、各部の温度の上昇具合を検査していました。

車両基地のすぐ横に九州新幹線の本線高架橋がそびえていました。

おまけ:新幹線がらみで少し前に小倉駅で撮影した500系こだまを。