2008年8月23日〜9月4日 総移動距離8000km!東北・北海道の旅

〇8月30日

〇第63ランナー 一般道・釧網本線団体列車「デュアル・モード・ビークル1号」(DMV形) 網走8:00 → 浜小清水10:31


 道東に来たからには外せないのがこれ。週末のみの試験的営業運転のため、運転日に網走にいられるようにスケジュールを調整しました。なお、販売形態としては団体列車&貸切バスのツアー商品となっているため、基本的にJR北海道のツインクルプラザなどで購入する必要があります。

 浜小清水駅裏手にあるDMVの乗降場に到着したら、一旦乗客を降ろして線路走行に当たっての車両確認をします。線路上でのモードチェンジの際は乗客は乗ったまま行われるため、モードチェンジを外から見られるのはこの時だけです。

 JR北海道の社員さんが添乗して浜小清水から藻琴までの線路走行、そして浜小清水までの道路走行の際に沿線・沿道風景を紹介してくれます。…が、今日も雨。車両の窓が曇ってしまい、全く車窓を楽しめる状態ではありませんでした。残念…。

〇第64ランナー 釧網本線快速「しれとこ」(キハ54形) 浜小清水11:42 → 北浜11:51


 釧路と網走を直通する列車として全区間乗車するだろうと思っていたら意外と時間が合わず、結局この小移動と昨日の撮影のみに留まってしまった快速「しれとこ」。2回チャンスがあった分、しっかり撮影はできているので問題はないのですが。

 藻琴の1駅手前、北浜駅で下車。ここは「オホーツク海に1番近い駅」として非常に有名で、ホームからは20m向こうにオホーツク海が、さらにその向こうには天気が良ければ知床連山を望むことが出来ます。

 北浜駅は駅員の配置がないため無人駅という扱いですが、駅舎の左半分は喫茶店「停車場」として営業しています。ちょうど昼食時だったので、メニューで気になった「オホーツクラーメン」を注文。そしたら出て来たのがこれ。イクラ・鮭・カニ・エビ・ホタテと海の幸がこれでもかと入っています。少々お値段は張りますが美味しかったです。

 次の網走行きが13時6分に来るのですが、その手前の12時35分頃に「デュアル・モード・ビークル2号」が通過していきます。本来ならどこか足下まですっきり写せる場所で撮影したかったのですが、時間がなかったので駅ホームで済ませました。それにしても本当に小型な車両です。

 この25分後、13時前後には駅から左手100mほどの交差点をこの「〜2号」が右折していくので、これを撮影することも出来ます。

〇第65ランナー 釧網本線普通(キハ54形) 北浜13:06 → 網走13:24

〇第66ランナー 石北・函館本線特急「オホーツク6号」(キハ183系) 網走13:29 → 滝川17:49


 3日間滞在した網走ですが、最後は5分の乗り継ぎであっさり通過。「オホーツク」も充分撮影しているので、柱の駅名板を絡めて撮影。この駅名板、JR北海道の恐らく全ての駅にあるのですが、その全てにサッポロビールの広告が取り付けられています。

 「オホーツク」では、途中の遠軽駅で駅弁(かにめし)が積み込まれます。車内販売の乗務員に事前に申し込んでおくことで食べることが出来ます。非常に美味しいので、ご乗車の際は是非。

〇第67ランナー 根室本線快速「狩勝」(キハ150形) 滝川17:55 → 新得20:49


 滝川から初日と同様根室本線に。目的は快速「狩勝」です。帯広まで直通する快速列車に付けられた愛称で、日本三大車窓にも数えられた狩勝峠がその名前の由来です。とは言っても、現在の根室本線はその区間を経由しない新線に付け替えられてしまっていますが…。

〇第68ランナー 根室本線特急「スーパーおおぞら14号」(キハ283系) 新得21:11 → 札幌22:58


 当初の予定では「狩勝」を帯広まで乗り通し、「スーパーおおぞら13号」で白糠まで行き、そこから「まりも」で折り返して翌朝札幌着…という予定だったのですが、8月27日に私が乗った編成が順番通りに行けばこの日の札幌行き「まりも」になること、そうなると6号車だったキハ183形100番台が先頭になる、それはやっぱり乗るより撮る方が良い…などと「オホーツク」→「狩勝」の移動の最中に考えを巡らし、結果として新得で札幌に向かい、翌朝の回送を狙うことにしました。

 札幌に到着すると27日とは打って変わってなかなかの人出。やはり土曜日ということ、そして何よりラスト2日ということで撮影に来られた方が多かったようです。

 さて、この日の札幌発「まりも」は所定の5両に0番台が1両、さらに500番台が3両増結され、堂々の9両編成でした。この編成が釧路発最終「まりも」になりますが、中間に寝台車が挟まるキハ183系0番台を先頭にした9両編成というのは恐らくこれが最後だと思われます。

 「まりも」を見送り、すすきのにあるネットカフェへ。突発的な予定変更で宿を確保していなかったためにここで仮眠を取ります。

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