○第36ランナー 総武線各駅停車(E231系)どこか → 秋葉原5:37(1分遅れ)
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14日は早朝から行動開始。早々と彼女の家を飛び出し総武線に乗り込みます…が、前夜からの強風が収まっておらず、市川〜小岩の江戸川橋梁で減速運転を余儀なくされていました。
○第37ランナー 京浜東北線各駅停車(209系)秋葉原5:41 → 上野5:45
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○第38ランナー 東北本線普通(E231系)上野5:47 → 大宮6:12
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秋葉原から南下ではなく北上。普通なら最終「富士・はやぶさ」を撮影するべく東海道本線沿線に向かうのでしょうけれど、この間合いに動いても良い場所での撮影は出来ないだろうと考え、最初から予定には組み入れませんでした。この天候を考えれば間違った判断ではなかったでしょうし。
そして今日からEF64形の牽引となった「あけぼの」を撮影するという目的もありました。この形態での運転はしばらく続くのでしょうけれど、私にとってはひょっとしたら最後の撮影機会になってしまうかもしれないという思いがあり、こちらを選びました。
定刻に「あけぼの」が到着。既に待ち構えていた人の隙間から撮影させてもらいました。
初日は1052号機が牽引。この運用の増加に合わせて高崎車両センターから37・38号機が長岡車両センターに転出しており、これら0番台が充当されるのも時間の問題でしょう(事実、運用開始から1週間経たずに両機とも「あけぼの」牽引に充当されました)。
○第39ランナー 高崎線普通(E231系)大宮6:42 → 神保原7:46
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もちろん、大宮で「あけぼの」を捉えてから「富士・はやぶさ」の撮影に向かうのも可能なのですが、私は前述の理由によりパス。さらに高崎線を北上していきます。
この先に乗り継ぐ列車までの時間の猶予を利用し、朝方に高崎線を上る2090レ(ダイヤ改正前の列車番号)を狙ってみました。
ダイヤ改正で時刻が変更になっている可能性もありましたが、変わらず運転されているようです。ただ、牽引機が以前のEF65形高崎車からEH200形に変更されていました。そもそもがEF65形狙いだっただけにこれは残念な結果でした。
○第40ランナー 高崎線普通(E231系)神保原8:14 → 高崎8:28
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この後は両毛線で前橋まで行き上毛電鉄の撮影だ…などと予定を確認していたところ、高崎駅に到着する直前に「能登」が隣を通過していきました。
確かに朝6時前から高崎線にずっといながら姿を見ていないにも関わらず、遅れていることに全く気づきませんでした。
とは言え、「能登」が4時間近くも遅れていたのなら後続の「北陸」も遅れているのは明らかなので、せめてこれだけでも撮影することにしましょう。
○第41ランナー 上越線普通(115系)高崎8:37 → 新前橋8:47
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ということで一応乗り継ぐ予定にしていた両毛線直通の普通列車に乗車しますが、上越線と分岐する新前橋で下車。幸い、ここまでで「北陸」とすれ違うことはなく、ここで撮影できそうです。
せっかくなので他の列車も撮影。前橋発新宿行の「ウィークエンドあかぎ8号」。他の「あかぎ」や「水上」とは違う田町車両センター所属車ならではのカラーリングが特徴的です。
この他、EH200形の上り貨物列車も撮影。このダイヤ改正で上越線に昼間の時間帯の貨物列車が復活し、合わせてEH200形が長岡まで入線するようになりましたが、早速上越線のEH200形を撮影できました。
さて、本題の「北陸」ですが、新前橋駅を9時21分に通過。遅れること実に5時間というものでした。天候は生憎でしたが予想外の1枚になり満足です。
○第42ランナー 両毛線普通(115系) 新前橋9:39 → 前橋9:42
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「北陸」を見送り、予定から1時間遅れて前橋へ。これで上毛電鉄デハ100型の撮影が少々減りますが、残りの撮影や乗車には問題ないので気にせず行動します。
○第43ランナー 日本中央バス 前橋駅9:56 → 中央前橋駅10:01
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JR前橋駅と上毛電鉄中央前橋駅との間が少々離れているため、日本中央バスにより片道5分のシャトルバスが運行されています。両駅を経由するバス路線は他にもありますが、途中ノンストップでしかも上毛電鉄側の電車に合わせた時刻で運行しているため利便性は抜群です。
さて、車両はと言うと専用のレトロ風車体のものが使用されています。ダミーではなく本当にダブルルーフ構造となっているなど手の込んだ車両でした。
○第44ランナー 上毛電気鉄道普通(700型) 中央前橋10:15 → 膳10:51(7分遅れ)
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「赤城南麓1日フリー切符」を購入し乗車。10日に訪れた熊本電鉄と同様に自転車の持込が許可されており、実際にご老人が自転車とともに乗車していました。
この電車に乗っていれば大胡駅で砕石を散布し終えたホキ1形を従えたデハ100型に会えるはずでしたが、6分ほど遅れて到着。散布の作業工程で手間取ったことでもあったのかは不明ですが、とりあえず構内踏切から撮影し、乗ってきた電車で膳駅を目指します。
膳駅から大胡方面にしばらく戻ったところは片持ち式の架線柱で手前も開けていることから、上毛電鉄線内では良く知られた撮影地の1つとなっているようで、私が来た時にも15人くらいいらっしゃいました。
ただ、場所はたくさんあるので窮屈ということは全くなく、ゆったりと撮影できました。
大胡駅で折り返してきた砕石列車は、ダイヤの乱れを受けて15分遅れで通過。赤城山から吹き下ろす強風が身に染みる寒さでしたが、低速での走行だったこともあり上手く撮影できました…が、カラスが。
○第45ランナー 上毛電気鉄道普通(700型) 膳11:27(13分遅れ) → 新里11:31(15分遅れ)
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砕石列車の後続となる列車で新里駅へ。ここからデハ100型に乗車し大胡へ戻ることになります。
新里駅に到着すると、既にデハ100型はホキ1形と切り離されて待機していました。その後転線作業を行い、大胡行きとしてホームに入線。
○第46ランナー 上毛電気鉄道普通(デハ100型) 新里11:57(10分遅れ) → 大胡12:11(10分遅れ)
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車内の混雑はそれほどではなく、座席にも空席が見える程度でした。
今や営業運転に使用される旧型電車の残存例と言えばこの上毛電鉄デハ100型、琴電の1000・3000・5000形と20形、一畑電車のデハニ50形(今月いっぱいで引退ですが)程度。そんな貴重な存在をこうして走らせているのは評価すべきことです。
また、車内のレストアも素晴らしいのですが、琴電の旧型電車に乗り慣れている身としては、かえってこの吊革なども木目調に新調された車内というのには違和感を覚えてしまいました。寒色のペンキが塗られ色褪せたシートモケットというのが琴電の基本的な内装だったためでしょうか。
○第47ランナー 上毛電気鉄道普通(700型) 大胡12:32(11分遅れ) → 中央前橋12:48(10分遅れ)
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大胡でデハ100型が車庫に引き上げるのを見届け、前橋に戻ります。電車を待つ間、ホームで風に晒されていましたが寒い!3月だと言うのに気温は10度前後と冬に逆戻りしたようでした。
○第48ランナー 日本中央バス 中央前橋駅12:49(9分遅れ) → 前橋駅12:54(9分遅れ)
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○第49ランナー 両毛線普通(211系) 前橋13:21(1分遅れ) → 小山14:44
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電車との接続を取っていたシャトルバスに乗車し、前橋から両毛線で東へ。上毛電鉄の撮影を済ませ、次は水戸線下館駅まで移動し「SLもおか」の撮影です。
小山で乗り継いで行けば、下館市街地ではあるものの撮影が可能な時間に到着できます。
桐生駅を過ぎたあたりから天候が回復し始め、それに合わせるように睡魔に襲われてしまい、ほとんど寝て過ごしました。
○第50ランナー 水戸線普通(415系) 小山15:09 → 下館15:31
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小山駅での両毛線から水戸線までの乗り換え距離の長さに少々驚きつつも無事に乗り換え完了。九州でも乗車した415系ですが、数日のうちに見比べると帯色の濃さの違いがハッキリと分かります。
下館駅に到着し、事前に目星を付けておいた駅西方のポイントへ。ここは南下してきた真岡鐵道線が下館駅に入るために大きくカーブする区間で、日光の当たる西側が開けているために撮影できるだろうと地図を見ながら考えていました。
下館発茂木行のモオカ14形がやって来たので雰囲気を掴むために撮影。確かに光線は良いのですがすぐ背後が家なのはちょっと…。
ということでやや南に歩き、踏切脇から撮影。正面が逆光になってしまいますが他の遮蔽物が少なくスッキリと撮影できます。客車に家の影がかかってしまいましたが、茶色い客車なのでさほど気にはならないはずです。
「SLもおか」折返しの列車を待っていると、すぐ近くの水戸線をE501系が走っていきました。常磐線上野口からは追い出されたものの、水戸線や常磐線北部で頑張っているようです。
特に水戸線にはデッドセクションがあるため、交直流両用車のE501系はその存在意義がしっかり発揮されているように思います。
地元の方が1名加わってDE10形牽引の列車を撮影。茂木方面行きの列車は完全に順光になり綺麗に写ってくれます。出来れば最後尾にぶら下がっているC11形も収めたかったのですが、これはこれで一昔前の50系の普通列車のようで良い光景です。
下館駅に戻り関東鉄道のホームを見てみると、ちょうどタラコ色になっているキハ101が停車中でした。老朽化の進み具合はかなりなものだと思いますが、まだまだ頑張るのでしょうか。
○第51ランナー 水戸線普通(415系) 下館16:31 → 小山16:54
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下館からさらに東に進んで友部駅から常磐線を南下しようかとも考えたのですが、上野に早いうちに戻りたいので来た道を引き返します。
○第52ランナー 東北本線快速「ラビット」(E231系) 小山17:05 → 上野18:14(4分遅れ)
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快速「ラビット」で上野に戻ります。E231系のクロスシートは国鉄型のそれに比べて驚異的に固いですね…。
地平ホームへ降り、団体列車として到着した485系「宴」を撮影。汎用性の高い485系をジョイフルトレインに改造し、多方面への運用を可能にしたというのはなかなか妙案だったように思います。
○第53ランナー 京浜東北線普通(E233系) 上野19:01 → 秋葉原19:04
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○第54ランナー 京浜東北線普通普通(E233系) 秋葉原20:15 → 上野20:19
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○第55ランナー 高崎線普通(211系) 上野20:33 → 大宮20:59
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秋葉原から一昨日も行った銭湯に行き汗を流し、上野に戻って書店で「鉄道ダイヤ情報」を立ち読み。…来月は金光臨で14系が使われるぐらいしか西日本では目立ったのが無いですねえ。5日は多分撮影に出られませんし。
そして今朝も撮影したEF64形「あけぼの」の撮影のため、高崎線の普通列車に乗り大宮へ。
10人ちょっとが11番ホームの端に固まっているような状態で、私もその中に混ぜてもらいました。
定刻に入線したのですが、11番ホームに湘南新宿ラインから来た15両の列車がほぼ同時に入線してきてしまい撮影できたのはこれ1枚のみ。あとは真正面にE231系の顔が立ち塞がりどうにもなりませんでした。
○第56ランナー 高崎線快速「アーバン」(211系) 大宮21:46 → 上野22:11
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○第57ランナー 山手線各駅停車(E231系) 上野22:13 → 東京22:20
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定刻に発車した「あけぼの」を見送り、上野から山手線に乗り換えて東京へ。これで東京での撮影予定もほぼ全て終了。何度となく遠征してきましたが、これでしばらくのお別れです。
…が、その前にこれを撮影しておきましょう。これまでは折返し「ムーンライトながら」となっていた、373系9両で運転される静岡発東京行の普通列車ですが、このダイヤ改正からは翌朝の東京発静岡行の普通列車まで東京側で1泊する運用になりました。
東海道本線東京口の列車の中では全席グリーン車のような列車ですし、残ったのは利用する人にとってはありがたいことだと思います。
○第58ランナー 東海道本線快速「ムーンライトながら」(189系) 東京23:10 → 大垣5:55
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まさか「ムーンライトながら」が臨時に格下げされるとは思っていませんでしたが、閑散期の利用状況は惨憺たるものだったと言うことで、それならば多客期臨時としても問題は無いでしょう。
むしろ座席が換装されていたり、デッキと客室とが完全に仕切られていたり、座席そのものが増えたりと373系よりサービス改善になった部分もあるようです。足下は若干狭くなりましたが…。
この時点では明朝の名古屋で下車し、伊勢神宮でも行ってみようか…などと考えていましたが、品川駅の臨時ホームに「富士・はやぶさ」編成の返却回送が発車待機しているのを見て計画を完全に変更。これを関西で狙うしかないと確信しました。