リバイバル急行「西九州&ちくご」乗車紀行+α
▼3月20日
さて、今日は「ちくご」の番、ホテルを7時過ぎに出て、受付までの間、暫しの撮影タイムに興じることにしていた。前日までの荒天から一転して快晴であるが少し冷え込んだ朝。その影響のみではないのですが、左足脹脛に張りと痛みが出てきて若干の不安が・・・。まずは長崎駅前の歩道橋から長崎電軌を撮影。300形と最新鋭の3000形。
続いて長崎運輸センターの周辺へ。シーサイドライナーキハ67。
整備車庫ではキハ58が「ちくご」のマークを掲げてスタンバイ。近くのファンの話では、前回(「ながさき」の時か?)は車庫から出ていたとのこと。
受付後、暫くしてから駅構内へ。入線は9時30分頃という話だったのでのんびりと撮影。
竜馬号のキハ200−14。「ちくご」との並びという演出か。
国鉄色のキハ67−1が到着。これは国鉄色並びのニクい演出になるぞ!(・・・と、この時点ではわくわくしたが。)
キハ67−1を追いかけるように「ちくご」が入線。
「ちくご」「竜馬号」「キハ67国鉄色を連結した編成」の三並び実現。
さて、国鉄色の並びを撮るぞと改札口方面へ歩き出した途端、無情にもキハ67編成は車庫へ引き上げ!「おい、早すぎやせんかい!」と心で叫んでも後の祭り・・・という訳で負け惜しみの2枚の並び写真。
「ちくご」と「竜馬号」。
「ちくご」と「かもめ5号」。
○第7ランナー 長崎本線 急行ちくご(キハ65+58) 長崎10:02→肥前山口13:11
長崎駅には、昨日の「西九州」の大分のスタッフの皆さんも駆けつけて下さり、「西九州」ヘッドマーク掲出や記念撮影などへの協力などサービスに加わって下さるとともに、出発も見送って下さいました。また、ツアー客も「西九州」と連チャンのメンバーも4割くらいは居られたのではないでしょうか。さて、指定された席は1号車7番A席で、またまたキハ58!正直65に乗りたかったですが、有明海側やし、窓割りもバッチリなので良しとしましょう!
長崎駅にて。「ちくご」と「西九州」のヘッドマークを左右に掲出
前日同様、連結部です。
「ちくご」は、前日とは異なり"長与線経由"です。まずは大草駅で第一回の撮影タイム。
ご覧の通りの快晴!大村湾も美しいです。
雲仙と諫早湾の防潮堤。壮大な自然と無駄のコントラスト。(あくまで個人の所見です。)
続いてかもめ15号との列車交換を利用した小長井駅での2回目の撮影タイム。ここまで49.7kmを一時間半で走行。表定速度33.1km!全然急行らしくない(笑)。発車後暫くして、本日のお弁当が配られました。
長崎坂元屋さんのお弁当。これまた、おいしいお弁当でした。
○第7ランナー 長崎本線 急行「ちくご」 肥前山口13:28→鳥栖14:14
○第8ランナー 鹿児島本線 急行「ちくご」 鳥栖14:18→熊本16:06
列車番号が9804D〜9806D、さらに9305Dへと変わります。前日とは打って変わっての定時運行。差し込む光も心地よく、のんびりとした列車の旅です。肥前山口駅にて。
本来のルートである佐賀線の高架と路盤跡。(廃止時は地平ホームだったかも。)
九州新幹線の新鳥栖駅。
折り返しとなる鳥栖駅では昨日同様に大変な人でした。短い撮影タイムで慌ただしく発車し、羽犬塚駅でヘッドマークとサボの抽選会も兼ねた5回目の撮影タイム。ちなみに矢部線はホームすら確認出来ませんでした。また瀬高駅の手前で佐賀線跡、駅構内で佐賀線のホーム跡共に確認出来て個人的には満足。そして、漸く運転席後ろにかぶり付きました。
787系リレーつばめの活躍もあと一年。南荒尾−長州間にて。
最後の撮影タイムの木葉駅にて。リレーつばめ49号を退避。
そしてダイヤの乱れなどのトラブルもなく、なんか非常にあっけなく熊本駅に到着してしまった感じ。熊本駅ではキハ58、65の2連は、余韻を十分に満喫させた後、車両基地へと引き上げて行きました。
傾いた陽日を浴びるキハ58。
ついにお別れの瞬間。紫煙を上げて去ってゆく「ちくご」。感謝の合掌。
ここからは折角の機会でもあるし、再度スイッチを入れ直して撮影に興じます。でも、左足の状態は悪くなる一方です。
787系リレーつばめ。
○第9ランナー 鹿児島本線 普通(415系) 熊本16:35→上熊本16:39
ちょっと上熊本へ行ってみようかなと200円払って普通に乗り込みました。狙いはこれ↓
2年ぶりの青ガエル。それよりも折り返しの短時間の間、ホームを丁寧に掃いておられた運転手さんに感動しました。思わず「頑張って下さい!」と心の中で叫びました。
また200円払ってJR線に戻り、ホーム端から市電を撮影。かすかに最新鋭の0800形も見える上熊本の車庫。
続いて鹿児島本線。BM編成を併結したリレーつばめ16号。
○第10ランナー 鹿児島本線 普通(815系) 上熊本17:12→熊本17:16
再度、熊本へ戻ります。
痛みに耐えつつホーム端まで辿り着くと、汽笛が聞こえて「SL人吉号」が8620に牽かれて到着。
同時に観光列車「あそ1962」も到着。
SL人吉の客車。
787系との出会いもあと僅か。
私にとっては787系有明も見納めとなるでしょう。
後方にDE10が付き、回送準備が完了したSL人吉。
○第11ランナー 鹿児島本線 特急「リレーつばめ」(787系) 熊本17:53→新八代18:14
間もなく見納めとなる特急「リレーつばめ」に乗車。
新八代駅の在来線との連絡線も博多開通時には撤去ですね。
○第12ランナー 九州新幹線 つばめ(800系) 新八代18:17→鹿児島中央19:03
座席を確保の後、写真を撮ったら発車ベルが鳴りだしました。ギリギリセーフ。
鹿児島中央駅到着後、会社や家族への土産を購入し、お気に入りのJR九州ホテル鹿児島にチェックイン。部屋へ荷物を放り投げて駅での撮影に興じました。