2020年11月26日〜28日 名鉄など鉄分補給旅 名古屋だらぁ

〇11月27日

 二日目の朝はまず名鉄名古屋駅から岐阜方面へ向かい、乗り残しの竹鼻線、羽島線を乗りつぶしに行きます。 まだ早朝と言う事と通勤通学とは逆方向と言うこともあり乗客は少なめです。車窓を眺めていると駅前で電車に向かって手を振っている団体が...なんだろと思っていたら、違う駅ではまた違う団体が手を振っていて、あ!これは選挙の朝の挨拶運動かなにかかな?と思いました。なかなか見ない光景なので新鮮ですし、笑顔で手を振られて悪い気にはなりませんね。


新羽島に到着し横目に新幹線の岐阜羽島を眺めながらそのままトンボ帰りします。



 先頭の座席に座れたので前面展望を眺めていて改めて思ったのは、名鉄は元々の地形にかなり沿って線路を引いているような気がします。それは、多少の起伏なら削ったり盛ったりしてある程度平らにして線路を敷くと思いますが、この竹鼻線は上下に線路がうねっています。昨年乗った蒲郡線もそうだったのですが、多少の起伏ならそのまま線路を敷いてしまったのがまた興味を引きます。たっぷり名鉄沼にはまっていますね。




笠松に戻り、ここから本日の撮影スタートです。時刻表をみると希少な快速急行来るようなのでこのまま笠松駅で撮影することにします。光線状態からホームの岐阜方から名古屋方面の電車を狙います。自分は比較的望遠が好きなのでついついロングレンジで撮影してしまいますが、標準系の方が撮影しやすいのかな。


一通り撮影したら隣の木曽川堤駅に移動します。この駅からは木曽川を渡る電車を撮影できるのですが、望遠系だとやはりヘッドライト逆光になり露出補正が難しいです。


 しかも1700系が来たのにもろ被りで早々に断念。次の撮影地、島氏永駅へ移動することにしました。

 乗車したのは須ヶ口行き普通の2両編成ですが、通勤時間帯からは外れたのでガラガラです。名鉄では色々ビックリの連続ですが、この普通は新木曽川駅で優等列車の退避を行うのですが、その退避時間が10分!です。急行と特急だったかな?2本退避するのですが、1本目と2本目の間に6分間隔があります。この先の名鉄一宮でも退避できるような気がするのですが、色々都合があるのでしょう。 さて、島氏永駅ですが、駅から岐阜方向へ5分ほど線路わきをテクテク歩くと早速開けた場所が現れます。




 午後の方が光線状態はよいのかもしれないですが、この場所は架線柱以外の障害物はなさそうで自由度の高い撮影ポイントです。岐阜方へカメラを構え線路の両方から撮影できますね。望遠系なら岐阜方面側から、標準形なら名古屋方面側がよさそうです。 そして、今回の撮影で唯一走行しているμスカイに遭遇することができました。
 μスカイ撮影後、明るいうちに豊川線に行っておこうと思い駅へ向かいます。普通列車は相変わらず空いていますが、国府宮で乗り換えた特急中部国際空港行きは混んでいました。このままでは豊川へはいけないので名古屋で豊橋行き特急へ乗り換えます。金山で座ることが出来ましたが座席はすべて埋まり立っている乗客もいましたが、知立以降では全員座っていたかな。国府で豊川線に乗り換えるために下車します。





豊川線は単線で見晴らしもよくいい景色です。駅以外に交換設備があったしてこれまた面白い路線ですね。終着の豊川稲荷駅はJR東海飯田線の豊川駅の隣で見た目の規模が大きく見えます。駅から先の観光は所長にお任せするとして、ここからまたトンボ帰りします。 この先どうするかまだ決めていなかったのですが、名鉄でまだ撮影したことのない100系と200系に会いに行くか、小牧線の300系に会いに行くか、瀬戸線を乗って4000系と名鉄完乗をするか迷いどころ...。


 とりあえず、急行一宮行きへ乗車しスマホで乗り換え検索します。撮影できるリミットは16時くらい。そんなに時間はないです。色々見て決めたのは知立から三河線山線へ乗車し豊田線に乗車し100系と200系を撮影。その後明るいうちに瀬戸線へ移動という事にしました。

 途中はちょっとすっ飛ばして梅坪駅で豊田線に乗車します。100系です。先頭に乗りつつ光線状態を考えながら降りた駅が日進駅。100系はとりあえず撮影しましたが、出来れば走行シーンを撮りたい所。ところが...ここから運悪くくる電車すべて鶴舞線の車両ばかり。なんでじゃ〜!と思いつつも仕方なく時間のリミットになり瀬戸線へ移動します。



地下鉄鶴舞線、名城線を乗り継ぎ大曽根へ行きいよいよ瀬戸線へ乗車です。


まずは尾張瀬戸方面へ乗車します。瀬戸線の特徴は何といっても連続する急カーブでしょうか!なんでそんなに急カーブなの!と思うくらい急かつ右に左に曲がってばかりでビックリです。かなり古い路線と聞いているのでもう少し直線に出来たような気もしますが、まぁその... 『だって名鉄だもん』 って思えばなんとなく納得できるような気がします。 途中で制服がとてもおしゃれなデザインのどことなく品格のある学生さんが大勢乗ってきたかと思えば愛知環状鉄道との乗換駅でどっと降りていったり出入りの激しい路線ですね。


尾張瀬戸駅に着いたとき、1編成だけ瀬戸線で運用している3500系?が留置してありちょっとラッキーな感じ。




 ここでも例外なくトンボ帰りで今度は栄町へ向かいます。乗客は帰りの学生さんも多く座ることが出来なかったのですが、運転席後ろのポジションをゲットできたのでそこで前面展望を楽しみます。もう暗くなってきたのでカーテン下ろされちゃうかなって思っていましたが、運転席後ろのガラスにスモークが入っているからか、終点の栄町まで開けてくれていました。 そして、ついに!名鉄完乗達成です!
 長かったです。一年越しの目標達成です。折しも自分にとっては聖地的な栄で完乗を迎えたことは感慨深いものです。 あたりも暗くなったので、地下鉄東山線に乗り宿に戻る事にしました。

2日目の夜ご飯 海老どて食堂 刺身海老ふりゃ定食、手羽先、生ビール ごちそうさまでした。

 さて、ご飯中に名鉄を完乗したこと所長に報告したら・・・悪魔の指令が返ってきました。指令によると幅が狭い物に乗って来いと・・・ムムム。 宿に戻り乗り換え検索で時間や料金を調べると5時間くらいで回れることが分かり出発の時間を検討。5時半くらいに起きて6時前には出発することになり早く寝ることにしました。

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