6.ブリュッセル:聖カトリーヌ教会と聖ニコラス教会
さて、ブリュッセルと言えばグラン=プラスが非常に有名ですが、行程を考えて聖カトリーヌ教会を見に行きました。
まず写真右手が、元々の聖カトリーヌ教会の一部。洪水で崩壊し、この部分だけが残ったそうです。そして、写真左手が現在の聖カトリーヌ教会。それまでのブリュッセルの内港を埋め立て、新人建築家プラールがロマネスク、ゴシック、ルネサンス様式の折衷で設計。1887年に完成しました。
聖カトリーヌ教会の側面。
元々の聖カトリーヌ教会。中途半端な形だなあと思っていたのですが、洪水の被害を免れた部分だったとは。
さて、続いて王立モネ劇場に向かおうとしますが、迷子になります。途中、中華街の様相を見せている通りに差し掛かったところ・・・。
ニンジャハウスという日本食レストランに出会います。まだ営業時間前だったので、中に入ることは出来ませんでしたが、店員さんが全員忍者の格好をしているのでしょうか(笑)
さらに、超龍玩具店という名前の中国の玩具店か・・・と思いきや、EN JAPANIMATION と書かれているので、どうやら日本のアニメショップを発見。
明らかに、あのキャラクターですね。そして上には、ここ数年、突如として見ただけで韓国人が発狂するようになった、旭日旗+日本の文字が。最近の韓国は次から次へと、反日のネタを創造して、勝手に暴発していますが、そんなに怒ってばかりでは寿命が縮むのではないでしょうか。
そして王立モネ劇場に到着!と思いきや、東に進んでいたつもりが南へ進んでいたらしく、証券取引所という、当初は完全にノーマークだった建物に出会います。ガイドブックには何の解説もありませんでしたが、相当立派な建築ですね。調べてみると、1873年の建築だそうです。
建物を彩る彫刻も目を見張る美しさです。
別角度から。側面も凄い・・・。
その裏側にある教会に、多くの観光客が入っていったので、我々も行ってみることに。聖ニコラス教会という名前で、現在の建物は1955年築という新しいものですが、元々は11〜12世紀に市場の教会として建てられ、数々の戦争等による破壊と修復を繰り返し、今日に至っています。ブリュッセルの歴史と共に歩んできた、重要な教会のようです。
こちらが内部の様子。ちなみに後で知ったので見忘れましたが、1695年にブリュッセルを包囲したフランス軍による砲撃の跡が残っているとか。ということは、1955年築とは言え、使える部分は再利用している、ということですね。
さあ、その奥がグラン=プラスのようです。