25.ロッテルダム中央駅
さて、全く同じルートで帰るのは面白く無いので、行きと同じバスで引き返すコースを踏襲しつつも、もう少し先まで進んで、ロッテルダム電鉄のZuidplein 駅で地下鉄に乗車し、ロッテルダム中央駅に向けて進みます。まあ、地下鉄と言っても、このあたりの区間は高架を走っておりますが・・・。
第2次世界対戦で大きな被害を受けたロッテルダムは、以前の街を復元するわけではなく、新しいデザインの街を作りました。そんなわけで日本の都市と同じく、今では高層ビルが立ち並び、また奇抜なデザインも多いのが特徴です。
そしてロッテルダム中央駅に到着。路線はデン・ハーグ方面まで続いていますが、我々が乗った列車はここで折り返す運用です。
こちらもロッテルダム電鉄の車両ですが、デン・ハーグ中央駅でも見かけたランドスタット鉄道塗装。
地上に出ると、ロッテルダム電鉄の路面電車が次々と発着していました。
そして、オランダ鉄道のロッテルダム中央駅のデザインが非常に奇抜!
大戦後に建てられた駅を改築し、すべての工事が完了してグランドオープンしたのは、我々の訪問から2ヶ月後の3月のこと。とは言え、写真手前にフェンスが残るなど一部外構工事を残して、ほぼ工事は終了していました。
広々とした駅への入り口。空港のようなデザインです。
駅舎内部も広い空間で、大変に豪勢な構造です。一方で、自動券売機で切符を買おうとしたところ、現金はNG、クレジットカードはVISAもマスターカードも駄目という、驚きのシステムでした。JCBが駄目なのは仕方がないとしても、VISAカードも駄目とは・・・。やむを得ず、窓口に(秩父路号所員が)長時間並び、ようやく切符をゲット。
また、これだけ広い駅であるにもかかわらず、さほど目立った売店も見当たらず。腹減った・・・。
さて、続いてホームの様子です。こちらは、キンデルダイクに行く前に撮影した写真ですが、実に立派でした。ベルギーのリエージュ・ギユマン駅の凄まじさにはさすがに勝てませんが、ホームや線路が全て大きな屋根で覆われている一方、採光は十分に確保されており、明るい雰囲気です。
横向きに撮影。
485系もどき(?)も、またまた撮影しておきました。
行程の順番としては、この後にスプリンターに乗車して、キンデルダイクへ向かいました。
さて、この旅行では、夜は日本から持参したアニメを3人で見続けるという、非常に重要なミッションがあったため、駅の売店で買ってきた商品が中心という、実にいい加減な夕食が続いてきたのですが、流石に最終日もそれはないだろう、ということで。
ヨーロッパ旅行恒例になった、日本食レストラン突撃。
・・・おっと、いきなりチャイニーズ。
焼きうどん。
野菜サラダなど。
しかし、メインは寿司。しかも、2000円で食べ放題。ローマで食べた中国人経営の日本食レストランと異なり、ご飯はジャポニカ米。そして、幸か不幸か(?)どれも非常に美味しい!このまま日本に出店して頂いても、何ら問題はありませんでした。
ということで、今回は何の面白ネタもなく、普通に日本食を堪能し、大満足でございました。
ちなみにお店はこちら、アムステルダム中央駅前のダムラック通り沿いにありました。日本食が恋しくなったら、ここは非常にオススメでございます。