1.成田空港〜香港上空


(外務省ホームページより)
 2008年のゴールデンウィーク。
 私(デューク)は、どこへ行こうか色々と迷い、いったんは上海に行くことを決意していたのですが、某SNSで上海に特典でいくのは勿体無い・・・といわれまして、改めて特典航空券をあさっていたところ、JALの香港線に空席があったので、5月5日から7日にかけて香港に行くことになったのでした。

 というわけで、まずは家を6時半頃に出発します。京成検見川駅から京成線(上写真)でいったん津田沼まででて、貧乏特急に乗り換えて、成田空港まで。成田空港に到着したのは、8時前でした。ちょうど良い時間ですね。

 さっそく、出発ロビーに向かい、チェックインを行います。
 GWもラスト2日。いまから海外に出かけると1日はみ出すはずなので、人は少ないだろう・・・などと考えていたのですが・・・。


 エグゼクティブクラスカウンターですら、結構並んでいますよ。見た感じ、観光客ではなく、ビジネス客ですね〜。さて、今回は私もビジネスクラスでの旅なので、この列の最後尾に並びます。

 列は少し長いかな・・・と思ったのですが、案外スムーズに進み、5分ほどで私の番となりました。
 チェックインはすぐに終わり、搭乗券を受け取ります。その際に「お時間までサクララウンジでどうぞ」とGHがおっしゃってくださいました。

 ええ!!行きますとも(笑)。半ばそのためにJALのエグゼクティブクラスの特典を取ったのですから。とはいえ、すぐに出国するのは撮影者としてはありえず、ちょっと展望デッキで撮影でも行うことにします。展望デッキに向かうため、上の階に上がりますが、振り返ってみると・・・。


 ファーストクラスカウンターです。 雰囲気がまったく違いますね。コンシェルジュまで待機しています。いいなぁ・・・いつかはあそこでチェックインしたいものです。でも、あそこでチェックインするための修行はしませんので(爆)。

 ・・・などとつまらぬ事を考えつつ、展望デッキに出ます。
 本当はしばらく撮影に興じる予定だったのですが・・・。


 いきなり撮りたかったエアタヒチヌイのエアバスA340ゲット。もう、目的を達成してしまいました。時間を潰したいときに限って、撮りたいものがあっさり撮れてしまうんですね。

 もう、展望デッキには用がなくなってしまったので、出国してしまうことにしました。
 いよいよ、サクララウンジに向かいます!


 時間は午前8時30分頃・・・早速出国することにしますが、最近は海外に逃亡する際に限らず、羽田などでも優先レーンを通って悠々とセキュリティーチェックを受けていただけに、セキュリティーチェックに列が出来ていると、うへ〜って感じがします・・・。

 セキュリティーチェックは問題なく終了し、出国審査です。ここはいつも長蛇の列・・・という印象がありましたが、思っていたほど多くなかったですね。こんなものだっけ?という印象です。

 10分ほどで出国審査も終わり、いよいよサクララウンジへ行きましょう。


 結構な人がラウンジの中へと消えていきます。やはり時間が時間だけに利用者も多いようですね。席がなくなってはいけないので私も入ることにしましょう。
 受付で搭乗券を見せ早速階下のサクララウンジへ。

 まず第一印象は開放的である・・・ということ。ANAラウンジはコンパートメントのようになっているので、印象はかなり違います。個人的にはコンパートメントにしてもらった方が良いんですが、この辺は感じ方の差なんでしょう。

 とりあえず、オレンジジュースを飲んで、2〜3分ほど瞑想にふけります。
 ここでのんびりする前に行かなければならないところがあるのです。


 目的地へはこの螺旋階段を上がります。

 今回のサクララウンジ入室の最大の目的はなんといってもこの「THE DINING」。
 本格的な食事サービスが提供されるということで、何が何でも一度利用してみたかったのですが、航空会社のラウンジで食事が自由に出来る・・・というのは、すごいことです・・・。


 すみません。本当はどんな食事があるのか・・・とか写真撮ろうと思ったのですが、人が多かったこともあり、断念。写真の正面のおじさんが何か取っているところは、サラダバーになっています。
 写真の左手が食事のビュッフェとなっています。

 私が訪れた時間は朝食の時間で、和食と洋食とありました。ごはんが魚沼産のコシヒカリだということを聞いていたので、今回は和食を行ってみました。


 和食も洋食も試してみても良かったのですが、何しろ、今日はこれから機内食も頂くわけで、そんなに食べても仕方あるまい・・・ということもあり、和食だけにしておきました。しかしまあ・・・・・ラウンジでこんな本格的な食事ができるとは、私はちょっと違う世界の人だなぁ・・・と思いました。

 食事も済んで、再びラウンジに戻ります。コーヒーと新聞で時間を潰しますが、時間が過ぎるのはあっという間ですね。ビジネスコーナーでブログのエントリーを行ってところで、時間も迫ってきたので、搭乗口へ向かうことにします。またまた搭乗口が端のほうだったということもありますが。

 それにしても、食事は本当に素晴らしいものがありました。ANAのヌードルバーも登場したときは感動を与えたものでしたが、完全に見劣りがするのが現状です。ANAもラウンジの供食関連をリニューアルしてくれないですかね〜。


 今回乗ったのは、上写真のJAL731便(東京(成田)→香港)、ボーイング747−400(JA8082)。で、国際線の搭乗開始時刻は定刻の30分前からですが、ラウンジでマッタリしているうちに、時間は9時35分。今回の搭乗口は65番ゲートということで、サテライトではないだけましですが、かなり歩くことに。
 しかし、そのまま搭乗口に行ってしまうのもなんですので、すこしだけガラスプレイでも・・・。

 ボーイング777−200ER。

 こちらは、66番ゲートにいたボーイング747−400。どこに行く機体でしょうか。

 さて・・・65番ゲートの状況は、ちょうど今まさにエコノミークラスの乗客もふくめて、すべての乗客の搭乗が始まったところでした。


 もちろん、今回は左側の搭乗口から搭乗出来ます。ビジネスクラス万歳(爆)。

 さて飛行機は離陸。今日は日本上空は気流がいまいち安定していないようで、揺れが続きます。いったん、ベルト着用サインが消えて、サービスが開始されます。
 ドリンクの希望を聞かれたので、懲りもせずシャンパンを注文。で、シャンパンが到着したところで、再び大きく揺れ始め、ベルと着用サイン点灯。

 今度は時間も長く、かれこれ25分くらいは揺れていたでしょうか。外はこんな感じです。かなり高度は取っているはずなのに、雲の中を飛行しています。

 ようやく雲が晴れてきました。

 さて、ベルト着用サインが消灯し、再びサービス開始。今度は食事の希望を聞かれたので、洋食にしておきます。どうも和食はね・・・。しかし、エグゼクティブクラスでもご飯は包んであるタイプなんですね。と・・・すると、国内線ファーストクラスの方が扱いはやっぱり上なんですかね〜。
 お味の方は、さすがにエグゼクティブクラスの食事だけあって、おいしかったです。

 食後にはアイスとコーヒーを頂きます。満足です。
 さて・・・食事もしたことだし、せっかくのフラットシート。しばらく寝ますか。

 そして飛行機はだんだん高度を下げ、外もこんな感じになってきます。ほぼ時間通りに香港チェックラップコック国際空港に到着しました。
 到着ゲートからイミグレーションにつくとすごい人。うへ〜。

 ちなみに、空港には自動小銃を持った警備員が巡回していて、マジですか??という感じだったのですが、私は今回三脚を持って行ったのですが、その三脚を入れた袋をかばんの横にさしていたので、怪しいものかと思われないか、ビクビクしてしまいました・・・。

 なにはともあれ、香港に到着です。