8.セナド広場とその周辺

 続きまして到着したのが、世界遺産のセナド広場。以前に、「世界!ふしぎ発見」でマカオを特集していたとき、その美しい姿に感動したため、マカオ行きを決断することになった場所で、期待に胸を膨らませて訪問したのですが・・・。なんと、残念ながらいくつかの建物が修復中。おまけに、クリスマスの飾り付けで広場は完全に作業スペースになっており、なんとか避けて撮影しようとすると、中央には変な看板が写る・・・。
 ちなみに、特徴的な波型の石畳は、1990年代前半にはポルトガル本国から敷石職人を呼んで造ったものだそうです。


看板の正体
どうやら中国美術館の所蔵品を展示する展覧会のPRみたいです。しかし、共産国家らしい不気味な笑顔ですね。
民政総署
 セナド広場を挟んで向かい側の建物で、元々は1783年にこの周辺を買い受けたポルトガルが、翌年にポルトガル風の建物を建てたのが始まり。何度か改修工事が行われ、1940年に現在の姿になりました。現在は市役所機能の一部をもつ場所で、運転免許の交付、飲食店の営業許可などを行っています。2階にある議事堂と、ポルトガルのマフラにあるマフラ宮殿の図書館を模したという図書館は重厚な雰囲気で必見・・・だったそうですが、見事に見忘れました。

民政総署にて
内部については、このぐらいの写真しか撮りませんでした。色々入ってよかったんですね。
郵政総局(マカオ中央郵便局)
 世界遺産ではありませんが、セナド広場に隣接するこちらの建物も、立派な洋風建築。1929年の建築で、時計台と、その上に載せた鐘楼が特徴的。

郵政総局(マカオ中央郵便局)

仁慈堂
 元々は1569年、初代マカオ司教のドン・ベルギオール・カーネイロによって設立された福祉施設。現在の建物は18世紀後半に建築されたもので、1階は公証役場、2回が博物館としてカーネイロ司教の肖像画と頭蓋骨、古文書などが収蔵されています。

マクドナルド
セナド広場に堂々とマクドナルドが。小奇麗な建物は由緒ある建築なのかどうか不明です。

風景

聖ドミニコ教会
1587年に創建された教会で、17世紀の改修。教会内の風通しを良くするために、鎧窓を高くしているのが特徴です。

カテドラル(大堂)
セナド広場から奥へ行くと、カテドラルがあります。これは1937年の再建で、ステンドグラスから差し込む光は絶景。
重厚な外観も一見の価値ありです。

カテドラル(大堂)内部

カテドラル(大堂)内部

カテドラル(大堂)内部

カテドラル(大堂)内部

カテドラル(大堂)とその周辺

カテドラル(大堂)周辺

エッグタルト
ここでマカオ名物エッグタルトを購入。
卵の味が良く効いているカスタードが最高ですが、何とこれが我々の昼食になろうとは。
ま、まあ夕飯もコンビニのパンでしたけどね!