北越急行



●解説

 北越急行はJR上越線の六日町駅と信越本線の犀潟駅を結ぶほくほく線を運営する第三セクター鉄道。ほくほく線は元々は国鉄の北越北線として計画された路線で、国鉄再建法の施行で工事が中断した同線を高規格化したもの。そのためほくほく線の開業は1997(平成9)年と比較的新しい路線の部類に入るものの、北越急行自体は1984(昭和59)年に設立された会社である。
 開業後は、国内の狭軌鉄道では最高速の時速160キロ運転を行う特急「はくたか」の運転によって、首都圏と北陸地方を結ぶ役割を担い、第三セクター鉄道でありながら経営状態は非常に良好でであったが、2015(平成27)年3月の北陸新幹線(長野〜金沢間)開業に伴い、特急「はくたか」が全廃。これに伴い、稼ぎ頭を失うことになったが、超快速「スノーラビット」の運転や、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインへの直通運転を新たに開始。新幹線よりも安価な移動手段として、新たなチャレンジを行っている。

 

●車両一覧


▲HK100形
▲681系
 
▲683系  

 

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