キハ40系一般形気動車
キハ40系オリジナル塗装である首都圏色。JR化後、急速に地域ごとの独自色へ変更されたが、JR西日本の山陰地区では継続して運用。その後、JR西日本の全域で首都圏色へ再統一。JR北海道、JR東日本、JR四国で少数が復刻されて再び姿を見せている。
(写真:山陰本線 米子駅/撮影:デューク)
●基本データ
デビュー年:1976(昭和51)年 保有会社:JR北海道、JR東日本、JR西日本、JR四国、JR九州、道南いさりび鉄道、会津鉄道、小湊鉄道、北条鉄道、錦川鉄道、ミャンマー国鉄
元保有会社:国鉄、JR東海
運転区間:函館本線、江差線、室蘭線、石勝線、千歳線、日高本線、奥羽本線・男鹿線(リゾートしらかみ)、飯山線・信越本線・妙高はねうまライン(越乃Shu*Kura)、氷見線、城端線、七尾線、あいの風とやま鉄道線、播但線、因美線、山陰本線、境線、津山線、芸備線、山陽本線、呉線、岩徳線、山口線、高徳線、鳴門線、牟岐線、予讃線、内子線、鹿児島本線、筑豊本線、日豊本線、日田彦山線、長崎本線、唐津線、久大本線、豊肥本線、日南線、吉都線、肥薩線、指宿枕崎線など
元運転区間:全国各地
●急行用改造だけでは終わらなかった、特急へも進化した汎用型気動車
キハ40系は、老朽化したキハ17系などの旧型を置き換えるために登場した車両。総計888両という狙ったとしか思えない数字の両数が製造され、北海道から九州まで全国各地に投入されて国鉄末期の非電化線を代表する車両となった。現在も第一線で活躍しているが、大型の車体の割にエンジンが弱く、JRになってからエンジンの換装が行われた車両も多く、さらに冷房化改造や、特にJR西日本では多数の車両に大幅なリニューアル工事を実施している。基本的には、両運転台(キハ40)、片運転台・両開き扉(キハ47)、片運転台・片開き扉(キハ48)、エンジンが高出力に改造された車両(JR九州のキハ147)などに分けられ、更に暖地用、寒地用、酷寒地用、トイレの有無などの区分がある。
また、ジョイフルトレインへと改造された車両も多いほか、急行や特急用に格上げ改造された車両も存在。JR北海道では宗谷本線の急行「宗谷」「利尻」用(キハ400形 現在は引退)へ、JR西日本では七尾線の特急「花嫁のれん」、JR九州では肥薩線の特急「はやとの風」、指宿枕崎線の特急「指宿のたまて箱」、鹿児島本線・肥薩線の特急「かわせみ・やませみ」、さらには豪華列車「或る列車」として改造した車両を登場させている。
またJR西日本では一般形の設備のまま、津山線の急行「つやま」で運用したこともあった(現在は列車が廃止)。
老朽化に伴いJR各社から引退が進み、JR東海では2016(平成28)年3月に全廃されている。JR東日本からは2021(令和3)年3月改正で一般車は全廃され、残るはジョイフルトレインのみ。一方でJR北海道、JR東日本、JR東海、JR四国から引退した車両が数多くミャンマー国鉄へ譲渡されている。
●JR北海道所属車両
JR北海道のキハ40系標準塗装。
(写真:札沼線 新川駅/撮影:裏辺金好)
JR北海道のキハ40系400番台は、通常のJR北海道標準色を基本としながらも、扉を黄緑色に塗り、ベース色の色合いも僅かに変えている。
(写真:札沼線 札幌駅/撮影:裏辺金好)
宗谷本線の急行「宗谷」「利尻」などに使用するため、改造されて誕生したキハ400形。同線の急行が特急へ格上げた際、殆どの車両が一般形へ再改造されている。
(写真:急行宗谷/撮影:haru様 禁転載)
2020(令和2)年10月に登場した、旧宗谷線急行気動車風塗装。旭川運転所所属のキハ40 1747に施されている。なお、往時と異なり側面のロゴは再現されていない。
(写真:宗谷本線 旭川駅/撮影:リン)
なんとJR世代のキハ130形を置き換えて日高線で運用されていたキハ40形350番台は独自の塗装が施されていた。2021(令和3)年3月改正でキハ40形1700番台に置き換えられ、この塗装は消滅。
(写真:日高線 鵡川駅/撮影:ネオン)
2018(平成30)年に全4両が登場した「北海道の恵み」シリーズ。こちらはキハ40 1809による「道南 海の恵み」で、函館の海中や港に生息する生物を表現。
(写真:函館本線 五稜郭駅/撮影:リン)
「北海道の恵み」シリーズ。こちらはキハ40 1780による「道央 花の恵み」で、北海道ゆかりの草花や動物たちを表現。
(写真:日高本線 苫小牧駅/撮影:リン)
「北海道の恵み」シリーズ。こちらはキハ40 1720による「道北 流氷の恵み」で、幻想的な流氷や雄大な道北の自然を表現。
(写真1枚目:函館本線 滝川駅/撮影:リン)
(写真2枚目:石北本線 生田原〜西留辺蘂/撮影:リン)
「北海道の恵み」シリーズ。こちらはキハ40 1779による「道東 森の恵み」で、北海道の恵みを表現。
(写真:函館本線 滝川駅/撮影:リン)
2019(平成31)年に登場した「山紫水明」シリーズ。こちらは「山明」(さんめい)で、キハ40 1790を改装。広大な大地をイメージした深い緑色をベースとし、山々や樹木、パッチワーク畑をモチーフとした要素を組み合わせることで雄大さを感じられるデザインとなっている。
(写真:函館本線 滝川駅/撮影:リン)
「山紫水明」シリーズ。こちらは「紫水」(しすい)で、キハ40 1791を改装。深みのある紫色のカラーリングをベースとし、海や雪の結晶、空の星をモチーフとした要素を組み合わせることで、凛としたたたずまいに華やかさを感じられるデザインとなっている。
(写真:宗谷本線 比布駅/撮影:リン)
2021(令和3)年10月2日から主に日高本線(苫小牧〜鵡川)で運行しているカムイサウルス(むかわ竜)復興トレインが。これは同年9月6日に北海道胆振東部地震から3年を迎えたことから、創造的復興・創世の機運を高めていくことを目的としたもので、キハ40-1706(苫小牧運転所所属)にラッピングが施されている。
(写真:宗谷本線 比布駅/撮影:リン)
JR北海道の「お座敷車両」。キハ400形のうち3両を改造し、キハ40系500番台とした。
(撮影:ちゃけ様 禁転載)
映画「鉄道員(ぽっぽや)」に登場した、旧型気動車をイメージとして改造された車両(キハ40ー764)。現在は廃車され、ゆかりの幾寅駅にて車体を半分に切断された上で保存されている。
(写真撮影:Neo Nostalgia 禁転載)
●道南いさりび鉄道所属車両
江差線を転換した道南いさりび鉄道のキハ40形のうち、キハ40 1793、キハ40 1799は観光列車対応車両「ながまれ号」として塗装変更。
(写真:函館本線 函館駅/撮影:リン)
キハ40 1812、キハ40 1814は山吹色。
(写真:函館本線 函館駅/撮影:リン)
キハ40 1810は濃緑色。
(写真:函館本線 函館〜五稜郭/撮影:リン)
キハ40 1796は濃赤色。
(写真:函館本線 函館〜五稜郭/撮影:リン)
キハ40 1815は白色。
(写真:函館本線 函館駅/撮影:リン)
キハ40 1807は国鉄首都圏色。
(写真:函館本線 函館駅/撮影:リン)
キハ40 1798は国鉄急行色。
(写真:函館本線 函館駅/撮影:リン)
●JR東日本所属車両
白い車体に赤帯をまいた、青森・盛岡地区の一般的な塗装。
(写真:津軽線 津軽二股駅/撮影:裏辺金好)
青森・盛岡地区のキハ40系のうち、体質改善車は前面運転台付近に赤色を追加している。
(写真:八戸線 本八戸駅/撮影:裏辺金好)
JR東日本に所属するキハ40系首都圏色。
(写真:八戸線 久慈駅/撮影:裏辺金好)
一見すると普通の首都圏色?と思いきや、側面が派手に塗られている八戸線の「うみねこ」用車両。東北新幹線八戸開業に伴い登場した。
(写真:八戸線 八戸駅/撮影:裏辺金好)
東北新幹線八戸開業に伴い登場したジョイフルトレイン「き・ら・き・ら・みちのく」。2010(平成22)年12月4日改正で運用終了し、塗装変更の上で2011年4月29日より八戸線で「リゾートうみねこ」として再デビューしている。
(写真:東北本線 三沢駅/撮影:裏辺金好)
2011年4月29日に登場した八戸線のジョイフルトレイン「リゾートうみねこ」。前述のとおり、「き・ら・き・ら・みちのく」からの再改造。
(写真:八戸線 久慈〜陸中夏井/撮影:ネオン)
秋田〜青森を結ぶ「リゾートしらかみ」用に改造された車両。第一編成「青池」。当初は4両編成だったが、1両を第三編成に譲っている。2010(平成22)年12月4日改正で、HB−E300系と交代し、2両がクルージングトレインとして再出発。
(写真:奥羽本線 秋田駅/撮影:投稿写真 *禁転載)
「リゾートしらかみ”青池”」編成を2両とした、クルージングトレイン。JR東日本管内で幅広く活躍するようになった。
(写真:飯山線 十日町駅/撮影:裏辺金好)
同じく「リゾートしらかみ」第二編成「木無(ぶな)」。世界自然遺産白神山地のブナ林をイメージ した、緑色をアクセントにした塗装。2016(平成28)年に引退した。
(写真:奥羽本線 青森駅/撮影:裏辺金好)
秋田〜青森を結ぶ「リゾートしらかみ」用に改造された車両。第三編成「くまげら」。白神産地に生息するクマゲラと日本海の夕陽をイメージした、オレンジ色を配した明るい塗装である。
(写真:奥羽本線 大釈迦〜浪岡/撮影:リン)
2008年9月に落成した、JR東日本の陸羽東線で運転されるリゾート列車「みのり」。2020(令和2)年に引退した。
(写真:東北本線 郡山駅/撮影:裏辺金好)
秋田県の五能線の旧塗装。
(写真:五能線 鯵ヶ沢/撮影:武蔵野通信局 禁転載)
秋田県の五能線用の現在の塗装。
(写真:奥羽本線 八郎潟〜鯉川/撮影:デューク)
秋田県の男鹿線用の現在の塗装。五能線用と色違いである。
(写真:奥羽本線 上飯島駅/撮影:リン)
主に宮城県・福島県で活躍するキハ40系の塗装。車体中央に方向幕を設置している車両があるのも特徴の1つ。
(写真:東北本線 仙台駅/撮影:デューク)
石巻線で活躍したマンガッタンライナー。2両編成×2本に、石ノ森章太郎氏のマンガキャラクターを描いている。
(写真:石巻線 石巻駅/撮影:ネオン)
JR東日本のジョイフルトレイン「ふるさと」。
(写真:磐越東線 郡山駅/撮影:裏辺金好)
JR東日本のジョイフルトレイン「ふるさと」は、2016(平成28)年8月の引退を前に”マンガでつなGO東北「コミックトレイン」 ”としてラッピング。1号車は「ONE PIECE」(集英社)、2号車は「ダイヤのA」(講談社)、3号車は「名探偵コナン」(小学館)と、出版社の枠を超えて漫画の人気キャラクターが集結した。
(写真:磐越東線 郡山駅/撮影:裏辺金好)
新潟・山形地区で国鉄末期から採用されている塗装。
(写真:羽越本線 新発田駅/撮影:デューク)
新潟・山形地区の新塗装。
(写真:磐越西線 会津若松駅/撮影:裏辺金好)
新津運輸区のキハ47・48形国鉄急行色。
(写真:羽越本線 東酒田駅付近/撮影:リン)
2014年に新潟地区ジョイフルトレインとして登場した「越乃Shu*Kura」。
(写真:信越本線 青海川駅/撮影:リン)
宇都宮近郊の烏山(からすやま)線を走るキハ40系。M字に似た緑色のラインを配している。
(写真:東北本線 宇都宮駅/撮影:裏辺金好)
首都圏で最後まで活躍した烏山線のキハ40系。2009年には宇都宮運転所所属のキハ40-1009の側面に烏山の祭り「山あげ祭り」の各町の山車が描かれ、12月末まで運行。
(写真:烏山線 宝積寺駅/撮影:U-lineのA)
2010年に烏山線で登場した旧国鉄色風塗装。ツートンカラーはキハ40系としては初のお目見えとなった。2011年にはJR東海にも登場している。
(写真:烏山線 宝積寺〜下野花岡/撮影:U-lineのA)
●会津鉄道所属車両
会津鉄道のAT-400形「風覧望(ふうらんぼう)」(塗装変更前)。JR東日本から購入したキハ40 511を大改造しているが、会津田島方の運転台は種車の面影が残る。なお、2018年からは「ノラと皇女と野良猫ハート」ラッピング車両となっている。
(写真:会津線 会津田島駅/撮影:裏辺金好)
2021(令和3)年に塗装変更された会津鉄道のAT-400形「風覧望(ふうらんぼう)」。AT-351と共通イメージの青色を基調としたカラーリングに変更されている。
(写真:会津線 湯野上温泉駅/撮影:裏辺金好)
●小湊鉄道所属車両
小湊鉄道のキハ40 1。元々は郡山総合車両センター所属のキハ40 2021で、小湊鉄道オリジナル塗装に変更されている。
(写真:五井駅/撮影:リン)
小湊鉄道のキハ40 2。元々は郡山総合車両センター所属のキハ40 2026で、最後は只見線で見られた東北地域本社色に塗られている。
(写真:五井駅/撮影:リン)
●JR東海所属車両
JR東海用車両の一般的な塗装。211系近郊型電車のような、湘南色の帯を巻いている。
(写真:太多線 美濃太田〜美濃川合/撮影:裏辺金好)
JR東海の旧国鉄色風塗装ツートンカラー。
(写真:高山本線 美濃太田駅/撮影:ネオン)
●JR西日本所属車両
富山県の城端線・氷見線用の2代目塗装。ちなみに初代は、青色をベースにピンク色のストライブが入るという、独特の色だった。
(写真:城端線 高岡駅/撮影:Neo Nostalgia 禁転載)
富山県の城端線・氷見線用の3代目塗装。現在は、首都圏色へ単色化された。
(写真:北陸本線 富山駅/撮影:裏辺金好)
富山県の城端線・氷見線用の「忍者ハットリくん」ラッピング車(旧デザイン)。氷見市出身の漫画家、藤子不二雄Aさんの原画「忍者ハットリくん 氷見を翔ぶ」、「いきいき富山 夢列車」を基にラッピング塗装したもの。
(写真:氷見線 伏木駅/撮影:裏辺金好)
同じく富山県の城端線・氷見線用の「忍者ハットリくん」ラッピング車(旧デザイン)。
(写真:城端線 城端駅/撮影:裏辺金好)
城端線・氷見線で活躍する「忍者ハットリくん」ラッピング車(新デザイン)。沿線の風景が大きく描かれるようになった。こちらは五箇山の合掌造りの家、砺波チューリップ公園が描かれている。反対側は高岡大仏、海越しの立山連峰などを描く。
(写真:氷見線 高岡駅/撮影:CH様 禁転載)
城端線・氷見線で活躍する「忍者ハットリくん」ラッピング車新デザイン2両目。こちらは高岡の古い町並みや祭りが描かれている。
(写真:城端線 高岡駅/撮影:リン)
城端線・氷見線で活躍する「忍者ハットリくん」ラッピング車新デザイン3両目。こちらは高岡の瑞龍寺と加賀藩2代藩主前田利長公の墓所、そして間をつなぐ参道などが描かれている。
(写真:城端線 高岡駅/撮影:リン)
2013年に登場した、城端線・氷見線向け「忍者ハットリくん」ラッピング車新デザイン4両目。こちらは登場キャラクターをメインに描いた、白を基調としたラッピング。
(写真:氷見線 高岡駅/撮影:裏辺金好)
氷見・城端線の沿線4市のラッピング列車。こちらは2012年10月14日に登場した「高岡車両」。描かれているキャタクターは、高岡市オリジナルの萌え(?)キャラクター「あみたん」など。
(写真1枚目:氷見線 高岡駅/撮影:リン)
(写真2枚目:城端線 高岡駅/撮影:裏辺金好)
氷見・城端線の沿線4市のラッピング列車。こちらは2012年11月5日に登場した「砺波車両」。
(写真:氷見線 高岡駅/撮影:リン)
氷見・城端線の沿線4市のラッピング列車。こちらは2013年3月16日に登場した「氷見車両」。
(写真:氷見線 高岡駅/撮影:リン)
2015年10月に登場した城端線と氷見線の観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール(愛称べるもんた)」
(写真:氷見線 油田〜戸出/撮影:リン)
2015年10月に登場した七尾線の観光特急車両「花嫁のれん」。
(写真:七尾線 宇野気〜能瀬/撮影:リン)
電化前の小浜線などで活躍していたキハ40系。
(写真:北陸本線 新疋田〜敦賀/撮影:haru様 禁転載)
電化される前に活躍した加古川線塗装のキハ40系。
(写真:姫新線 姫路駅/撮影:裏辺金好)
兵庫県の姫路地区のキハ40系で採用されていた塗装。同地区からは撤退し、一部の車両がそのままの塗装で山陰地区へ転属。
(写真:山陰本線 下北条〜倉吉/撮影:リン)
兵庫県で2006年秋に開催される「のじぎく兵庫国体」を記念して、同大会のマスコットキャラクター「はばタン」が描かれたキハ40。2006年5月28日から運転を開始し、2012年3月20日まで活躍した。
(写真:姫新線 姫路駅/撮影:リン)
山陰本線、播但線北部の非電化区間などで運用されるキハ40。側扉と窓周りを松葉色でアクセントとしている。
(写真:播但線 寺前駅/撮影:裏辺金好)
片運転台のキハ47を両運転台化して登場したキハ41。そのうち先頭車改造された方はこんな感じ。播但線、山陰本線で運用。
(写真:播但線 寺前駅/撮影:裏辺金好)
播但線の「銀の馬車道」ラッピング車両。
(写真:播但線 寺前駅/撮影:裏辺金好)
2014年に登場した「天空の城 竹田城跡号」用ラッピング車。
(写真1枚目:山陰本線 新井〜生野/撮影:ネオン)
(写真2枚目:山陰本線 寺前〜長谷/撮影:ひょん君)
2019年7月から運転を開始した「うみやまむすび」。「天空の城 竹田城跡号」のラッピングを変更したもので、車内には大きな変化はない。〜しあわせ結び宝箱〜をコンセプトにしている。
(写真:京都丹後鉄道宮豊線 久美浜駅/撮影:リン)
2024(令和6)年3月10日から、キハ47 176とキハ47 1025が鳥取県の「推しポケモン」である「サンド」「アローラサンド」をラッピングした「とっとりサンド列車」として運転されている。
(写真:山陰本線 竹野駅/撮影:リン)
キハ47 1093に施されている駅メモラッピング車両。「『駅メモ!&アワメモ!』で行こう!兵庫県但馬キャンペーン ひょうこと巡る 山陰線・播但線の旅」開催にあわせたもので、2024(令和6)年2月〜9月下旬まで運転。
(写真:山陰本線 佐津駅/撮影:リン)
岡山の吉備線・津山線で運用されていたキハ40系の塗装。こちらは、窓周りがグレーで囲まれているタイプ。
(写真:津山線 岡山〜法界院/撮影:裏辺金好)
同じく岡山の吉備線・津山線で運用されていたキハ40系の塗装。こちらは窓廻りのグレーが省略されている。
(写真:津山線 岡山〜法界院/撮影:裏辺金好)
2022(令和4)年7月に登場した岡山地区の観光列車「SAKU美SAKU楽」。キハ40 2049を改装したもので外観は「癒し」を連想させ、岡山県北に名所が点在する「桜」をイメージしたもの。車内は岡山県北エリアの山や森の自然をモチーフにした落ち着いた雰囲気としている。
(写真:津山線 野々口〜牧山/撮影:リン)
主に津山線で運用されるキハ40形・キハ47形「ノスタルジー」。JR東日本、JR東海でも見られた国鉄色ツートンカラー風。
(写真:津山線 岡山駅/撮影:リン)
「ノスタルジー」のうち、キハ47形は2020(令和2)年2月から国鉄急行色に変更されている。
(写真:津山線 福渡〜神目/撮影:リン)
2013(平成25年)年にはキハ48形が国鉄急行色にラッピングされていたことも。現在は「花嫁のれん」に改造されて存在しない。
(写真:芸備線 三次駅/撮影:裏辺金好)
2012年10月15日に登場した津山線・姫新線(津山〜新見)のラッピング車。こちらは美作地域の観光名所を描いたキハ40 2043。
(写真:津山線 岡山駅/撮影:リン)
2012年10月15日に登場した津山線・姫新線(津山〜新見)のラッピング車。こちらは「世界にひとつ、私だけのたまご」と題して美咲町が募集したエッグデザインコンテストの応募作を描いたキハ47 85。
(写真:津山線 岡山駅/撮影:リン)
2013年4月から運転を開始した、「NARUTO列車」。
(写真1枚目:姫新線 美作追分〜美作落合/撮影:リン)
(写真2枚目:津山線 福渡〜神目/撮影:リン)
山陰本線で見られた、黄緑色をベースに因幡の白兎のイラストなどが描かれた車両。
(写真:山陰本線 米子駅/撮影:裏辺金好)
山陰本線のキハ40系で見られた「どじょうすくい列車」。
(写真:山陰本線 米子駅/撮影:デューク)
境線で走行したキハ40「鬼太郎列車」(二代目)。
(写真:境線 米子駅/撮影:リン)
境線のキハ40形「鬼太郎列車」シリーズ。こちらは、鬼太郎をイメージし、前面の貫通扉にKitaroと書かれている。
ちなみに先頭から「鬼太郎列車」(三代目)、「ねこ娘列車」(初代)、「ねずみ男列車」(初代)、「目玉おやじ列車」(初代)。
(写真:境線 弓ヶ浜駅/撮影:リン)
境線で走行するキハ40形「鬼太郎列車」(四代目)。
(写真:山陰本線 米子駅/撮影:リン)
境線で走行したキハ40形「ねずみ男列車」(初代)。
(写真:境線 米子駅/撮影:リン)
境線で走行するキハ40系「ねずみ男列車」(二代目)。
(写真:境線 弓ヶ浜駅/撮影:ひょん君)
境線で走行するキハ40系「ねこ娘列車」(二代目)。
(写真:山陰本線 松江駅/撮影:裏辺金好)
境線で走行したキハ40系「目玉おやじ列車」(初代)。
(写真:境線 境港駅/撮影:裏辺金好)
境線で走行するキハ40系「目玉おやじ列車」(二代目)。
(写真:境線 富士見町〜後藤/撮影:リン)
境線で走行するキハ40系「砂かけ婆&こなき爺列車」。
(写真:境線 米子駅/撮影:裏辺金好)
広島県・山口県のキハ40系に施されている塗装。一部は岡山地区の津山線急行「つやま」でも使用されていた。
(写真:山口線 新山口駅/撮影:デューク)
電化区間である呉線に投入されたキハ40系「瀬戸内マリンビュー」。瀬戸内を行く観光列車である。2005年から2019年まで運転され、翌年に「etSETOra」として再改造。
(写真:山陽本線 広島駅/撮影:裏辺金好)
「瀬戸内マリンビュー」は、2012年の大河ドラマ「平清盛」に合わせて仕様を変更。ヘッドマークを交換し、宮島名産の「しゃもじ」を取り付けた。
(写真:呉線 大乗〜竹原/撮影:裏辺金好)
2020年10月から運転を開始した「etSETOra」。「瀬戸内マリンビュー」を再改造したもので、シックな装いになった。
(写真:山陽本線 松永駅/撮影:リン)
「サンフレッチェ広島」応援ラッピング列車(2020年)
(写真:芸備線 井原市〜志和口)
「瀬戸内マリンビュー」に続いて、山口県の山陰本線用の観光列車として誕生した「みすヾ潮彩」。
(写真:山陰本線 長門市駅/撮影:リン)
「みすヾ潮彩」を再改造し、2017(平成29)年8月5日から新下関〜東萩間で運転を開始した「〇〇のはなし」。
(写真:山陰本線 長門三隅駅/撮影:リン)
●北条鉄道所属車両
北条鉄道のキハ40 535。五能線などで活躍した車両を譲り受けたもので、クラウドファウンディングも活用して整備。塗装は五能線時代のままである。
(写真:北条線 田原〜法華口/撮影:ひょん君)
●錦川鉄道所属車両
譲渡元であるJR東日本の烏山線カラーのまま運転中。
(写真:錦川清流線 錦町駅/撮影:リン)
●JR四国所属車両
JR四国の標準塗装。コーポレートカラーである水色を下半分にまく。
(写真:徳島線 石井駅付近/撮影:リン)
高徳線や鳴門線などで活躍する国鉄首都圏色リバイバルカラー。
(写真:高徳線 池谷〜勝瑞/撮影:ひょん君)
2014年7月26日から予讃線旧線(松山〜伊予大洲・八幡浜間)で運転を開始した「伊予灘ものがたり」。全車がグリーン車扱いとなっており、一部を除いて事前予約制で食事の供食サービスが行われている。
(写真1枚目:予讃線 伊予平野駅/撮影:リン)
(写真2枚目:予讃線 伊予長浜駅/撮影:リン)
(写真3枚目:予讃線 五郎〜春賀/撮影:リン)
●JR九州所属車両
JR九州全域で活躍するキハ40は、415系電車などと同じ塗装を採用。
(写真:日豊本線 宮崎〜南宮崎/撮影:裏辺金好)
2008年に登場した、JR九州・香椎線のアクアライナー塗装。
(写真:香椎線 宇美駅/撮影:kajibooh)
宮崎県の日南線で運用されるキハ40系は、ほぼ黄色1色。さらに、イルカのマークとNICHINAN LINEのロゴが入る。
(写真:日南線 南宮崎駅/撮影:裏辺金好)
日南線で運用されるキハ40形に過去施されていた塗装。
沿線の日南市(飫肥地区)を舞台にしたNHK朝の連続テレビ小説「わかば」PRしたもので、放送時には主演の女優、原田夏希さんの写真もラッピングされていた。(写真:日南線 宮崎駅/撮影:裏辺金好)
九州新幹線開業に合わせ、肥薩線の普通列車「いさぶろう」「しんぺい」に投入されたキハ40系改造車。好調につき現在は3両体制になっているが、最初に投入されたキハ140 2125が、特急「はやとの風」用同様に大規模な改造工事を受けた。
(写真:肥薩線 真幸駅/撮影:裏辺金好)
JR九州の特急「やませみ・かわせみ」用車両。熊本〜人吉間で運転される。1号車「かわせみ」(キハ47 8087)が球磨川の透き通った水面のブルー、2号車「やませみ」(キハ47 9051)が球磨山麓の森の濃いグリーンを連想させる塗装。
(写真:鹿児島本線 竹下駅付近/撮影:kajibooh)
なんとJR九州の特急「はやとの風」として運転されるキハ147 1045・キハ47 8092。運転開始当初はキハ147 1045(1号車)・キハ140 2066(2号車)という体制だったが、後にキハ47 8092が加わり一時的に3両になった一方、2012年3月にキハ140 2066が「指宿の玉手箱」用に再改造されている。
(写真:特急はやとの風 肥薩線 大隅横川駅/撮影:裏辺金好)
2011(平成23)年3月より指宿枕崎線の特急「指宿のたまて箱」で運用されるキハ40系。左右が白黒で正反対という驚きの塗装。
(写真:九州鉄道記念館/撮影:AC20kV-DC1500V)
2015(平成27)年8月から久大本線で運転を開始した”JRKYUSHU SWEET TRAIN「或る列車」”。JR四国から譲渡されたキハ47-176とキハ47-1505を種車とし、キロシ47-9176+キロシ47-3505として再登場。1906(明治39)年に「九州鉄道」がアメリカのブリル社に発注した豪華客車(通称「或る列車」)をイメージした豪華列車。
(写真:久大本線 賀来〜豊後国分/撮影:リン)
2024(令和6)年1月27日から4月26日まで日田彦山線を中心に運転された「BRTひこぼしライン開業記念ラッピング」。直方車両センター所属のキハ147 49+キハ147 1081に施工されたもので、BRT区間のロゴマークとラインカラーである薄緑色を巻いている。
(写真:日田彦山線 採銅所駅/撮影:kajibooh)