EV-E801系一般形電車
JR九州の817系タイプのデザインが秋田に登場。
(写真:奥羽本線 追分駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:2017(平成29)年運行区間:奥羽本線、男鹿線
保有会社:JR東日本
●JR九州BEC819系をカスタマイズした架線式蓄電池電車
EV-E801系は、JR東日本が交流電化区間と非電化区間の直通用に、既に実績があったJR九州のBEC819系に対して50hz化や耐寒耐雪仕様などのカスタマイズして投入した車両で。2017(平成29)年3月17日から奥羽本線(秋田〜追分)〜男鹿線(追分〜男鹿)間を直通運転している。愛称は、JR東日本が既に投入していた直流電化区間用の蓄電池電車「EV-E301系」と同じく、蓄電池を意味する「accumulator」に由来する「ACCUM」(アキュム)としている。
外観および内装の基本はBEC819系に準拠するが、側窓は大型一枚窓ではなく、降下窓と固定窓の組み合わせとしたほか、男鹿線に投入されたことから、重要無形民俗文化財である男鹿の「なまはげ」をイメージしたデザインとしている。
●車内の様子
(撮影:裏辺金好)
各車両における電力の流れを解説するエネルギーフローを表示。
(撮影:裏辺金好)
(撮影:裏辺金好)
(撮影:裏辺金好)
●形式ガイド
EV-E801
男鹿方の制御電動車。塗装は赤面(ジジナマハゲ)を表現した赤色。
(EV-E801-1 奥羽本線 秋田駅/撮影:裏辺金好)
EV-E801
秋田方の制御車で、トイレを設置。塗装は青面(ババナマハゲ)を表現した青色。
(EV-E801-1 奥羽本線 秋田駅/撮影:裏辺金好)
●ギャラリー
ロゴマークなど。
(撮影:裏辺金好)
(撮影:裏辺金好)
男鹿線のキハ40系との並び。
(写真:奥羽本線 秋田駅/撮影:裏辺金好)