ハピラインふくい521系
ハピラインふくい独自塗装となった、521系3次車のHF11編成(クモハ521-47+クハ520-47)。
(写真:ハピラインふくい線 武生〜王子保/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:2024(令和6)年/JR車両としては2006(平成18)年最高速度:120km/h
運用区間:ハピラインふくい線、IRいしかわ鉄道線(大聖寺〜金沢)
●ピンク色が特徴、ハピラインふくいの主力車両
521系は、JR西日本が北陸本線や七尾線向けに導入した交直流一般形電車。2005(平成17)年から約20年という長期にわたり導入され続けており、様々な仕様が存在。あいの風とやま鉄道による独自導入も続けられている。2024(令和6)年3月16日改正で、JR北陸本線のうち敦賀〜福井〜大聖寺間の移管を受けた第三セクター鉄道「ハピラインふくい」の主力車両として、JR西日本から2両編成×16本=32両の譲渡を受けたもの。
内訳としては、車両番号25・27・29・33・35(以上2次車)・36・38・44〜51(以上3次車)・58(4次車)となっている。
ハピラインふくいの独自塗装へ約半年かけて変更され、ロゴのピンクとグリーンを使用し、2色の帯と花びらのようなレイアウトで、ハピラインらしい、明るい、親しみやすい、華やかなデザインとしている。
●カラーバリエーション
右はハピラインふくい移管前日の521系2次車(クモハ521-35+クハ520-35)。既に車体側面のJRマークが消されており、このままの姿で翌日からHF05編成として運用。
(写真:北陸本線 福井駅/撮影:裏辺金好)
北陸色のまま運用を開始した、521系3次車のHF36編成(クモハ521-36+クハ520-36)。
(写真:ハピラインふくい線 北鯖江〜鯖江/撮影:リン)
北陸色のまま運用を開始した、521系4次車のHF16編成(クモハ521-58+クハ520-58)。4次車はフルカラーLEDの種別・行先表示になっている3次車のマイナーチェンジ車で、2021(令和3)年に2編成が誕生したもの。IRいしかわ鉄道とハピラインふくいに1編成ずつ譲渡されている。
(写真:ハピラインふくい線 武生〜王子保/撮影:リン)