伊予鉄道700系
伊予鉄道の新たな標準色となった700系。
(写真:高浜線 古町駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
伊予鉄道デビュー年:1987(昭和62)年(※京王5000系としては1968(昭和38)年)
運行区間:郡中線、横河原線、高浜線
●京王の名車、5000系は愛媛で健在!
旧型車両を一掃するため、京王電鉄の名車として名高い5000系(5100系)を、1987(昭和62)年から1994(平成6)年にかけて28両導入したもの。3両編成と2両編成が存在し、需要に合わせて最大で4両編成で活躍が可能である。610系登場にあわせ、1994(平成6)年から1997(平成9)年にかけて新塗装化された。さらに、2015(平成27)年に伊予鉄道が「IYOTETSUチャレンジプロジェクト」として郊外電車、路面電車、バスの全てを「愛媛らしさ」を表現するオレンジを基本とした塗装とすることに伴い、同系列も塗装変更が開始された。
また、2015(平成27)年9月には銚子電鉄へ1編成が譲渡され、同電鉄への移籍例としては3例目となった。ちなみに京王→伊予鉄道→銚子電鉄でも2例目となっている。
●カラーバリエーション
伊予鉄道の新たな標準色となった700系。
(写真:高浜線 古町駅/撮影:裏辺金好)
登場時のツートンカラー。
(写真:横河原線 横河原駅/撮影:JS3VXWの鉄道管理局様 禁転載)