阪神電鉄


●解説

 1899(明治32)年に摂津電気鉄道として設立し、同年のうちに阪神電気鉄道と改称した大阪と神戸を結ぶ鉄道会社で、プロ野球球団の阪神タイガースを保有することでも有名である。1905(明治38)年には大阪(出入橋)と神戸(西宮)間が開業し、現在の本線の形が出来上がる。その後、各支線系統(西大阪線・武庫川線等)を開業し現在の路線が形作られた。
 その後、1920(大正9)年には本線にほぼ並行する形で阪急の神戸本線が開業、この頃からライバル鉄道同士の熾烈な争いが始まったといっても過言ではないだろう。だが、2006(平成18)年には双方とも、阪急阪神ホールディングスの完全子会社となり、これは大手私鉄では初めての経営統合となった。「昨日の敵は今日の友」といった形になったようにも見えなくは無い。
 2009(平成21)年には念願の西九条〜大阪難波が開業し、西大阪線も含めて「阪神なんば線」と名乗り、近鉄との乗り入れが始まった。いよいよ、神戸と奈良が直結する時代の幕開けで、阪神電車はより広範囲で見られるようになった。

●車両一覧

▲1000系 ▲2000系 ▲5000系
▲5500系 ▲5700系 ▲7801・7901形など
▲8000系 ▲8701形・8901形など ▲9000系
   
▲9300系    

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