イノトランス2012〜おまけ〜


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 まず上写真は、スイス国鉄が保有するDPZプラス二階建客車。チューリッヒのSバーンで近郊・通勤列車に1990年より使用されていて、機関車+客車3連という編成を組んでいます。恐らくイノトランスで展示されている理由は、旧型車両の改装技術を示すものだと思われます。なお、DPZ型は2010年より全115編成の改装を始め、ライトのLED化、部分的に平屋に改造してのバリアフリー化、中間二等車を組み込み定員を増加させるなどの改修を受けています。

 スイス国鉄のRe420型電気機関車。1969年に製造開始したかなり古い汎用型機関車ですが、30機がDPZプラスと同じように改装・延命工事を2011年より受けています。ライトのLED化、二階建客車の制御能力、重要な部品の取り換えを行い、20年の延命を目指しているそうです。

恐らくユーロフィーマ客車の一等車ですが、展示理由は分からず・・・

ルクソン社(Luxon)が保有するパノラマ車。
情報によれば50年もののラインゴルト特急の客車を展望車に改造したものだとか。

 旧ドイツ国鉄のVT95型レールバス。ディーゼルエンジンを積んだ二軸配置の小型レールバスで、ドイツの地方のローカル線で使用されていました。1950年に製造開始され、本線から引退したのが1983年。イノトランスでは休憩所として使われていました。

「エマ」と呼ばれている旧型の機関車で、1925年に製造されたとのこと。
今回は乗客を乗せてピストン運行を行っていました。

■ 以下、車両の種別ごとに御紹介

▲電車・気動車編
▲機関車編
▲LRT編
 
▲事業用車両・貨物車編 ▲おまけ  

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