大阪市交通局/Osaka Metro


〇解説

 1903(明治36)年9月12日、花園橋〜築港桟橋間で日本初の公営電気鉄道として大阪市電を開業させたのが始まり。1927(昭和2)年にはバスを、1933(昭和8)年には公営最初の地下鉄(梅田〜心斎橋)を開業し、 さらに1953(昭和28)年にはトロリーバスを加え大阪市民の足として揺ぎ無い地位を築いた。
 しかし路面電車とトロリーバスについては増大する自動車の運行の妨げになると判断され、それぞれ1969(昭和44)年、1970(昭和45)年に廃止。一方で大阪万博を契機に、現在に至るまで地下鉄の整備が進められており、さらに1981(昭和56)年には新交通システムであるニュートラムが誕生している。なお、地下鉄は第三軌条方式で運営されている路線が多いが、阪急と直通する堺筋線は通常の郊外電車タイプ、近年の開業である長堀鶴見緑地線、今里筋線は建設費のコストダウンも狙って鉄輪式リニアモーターミニ地下鉄となっている。なお、大阪市営地下鉄の正式名称は大阪市高速鉄道。路線名は正式には高速電気軌道第○号線、であり軌道法の適用を受けて建設されているのが特徴。
 2018(平成30)年4月から地下鉄については、大阪市が全額出資する大阪市高速電気軌道株式会社へ移行。愛称は「Osaka Metro」で、すべて英字表記である。

■保有車両・元保有車両(地下鉄)



▲10系
▲20系
▲新20系
▲30系 ▲66系 ▲70系

▲80系
▲100系 ▲30000系

   
▲400系
   

■保有車両・元保有車両(ニュートラム)


▲100系
▲100A系 ▲200系

■元保有車両(大阪市電)



▲5号
▲11形
▲25号
▲501形 ▲1601形 ▲1651形
▲1801形 ▲2601形 ▲3001形

↑ PAGE TOP