秩父鉄道



●解説

 秩父鉄道は1899(明治32)年に会社設立、1930(昭和5)年3月に熊谷〜三峰口間が開業したのが始まりである。また、羽生〜熊谷間は地元の有力者が計画して北武鉄道を発起し、1921(大正10)年に羽生〜行田間が開業。運営は東武鉄道に委託しており、さらに同月のうちに熊谷まで延伸。そして翌年の1922(大正11)年に秩父鉄道と合併して現在の体制が成立した。
 1923(大正12)年に秩父セメントが設立されると、秩父鉄道はセメント、石灰石輸送で大いに潤うようになった。それは現在も続いており、太平洋セメントの計らいでまだまだ活気がある。旅客では、土休日に西武鉄道から三峰口・寄居方面に直通列車が2往復走り、線内でも急行秩父路号やSLパレオエクスプレスなどの優等列車を走らせている。終点三峰口駅からは三峰ロープウェイの駅がある大輪や秩父湖方面へのバスに連絡している。また、駅周辺には鉄道公園がありSL運転時にはそこで転車台による方向転換が行われる。

●車両一覧



▲C58形
▲12系
▲100形

▲1000系 ▲3000系
▲5000系

▲6000系
▲7000系 ▲7500系・7800系

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